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ぼくの著書『お父さん、牛になる』が、福音館書店より発売中。
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お父さんが牛になる話。ささめやゆきさんの絵が良すぎる。

『お父さん、牛になる』おかげさまで重版かかりました!
執筆、出演依頼等は随時受付中。メールフォームからどうぞ。


2015年05月22日

『お父さん、牛になる』が舞台化!

またもやひさしぶりのエントリです、すいません。
Twitterのほうでは数週間前から宣伝してるんですが、こちらでは直前になってしまって、これまた重ね重ね、すいません。

さてさて、2012年に刊行した拙著『お父さん、牛になる』ですが、このたび劇団仲間さんの企画公演で舞台化されることになりました!!!
しかもそれだけでなく、脚本を、原作者であるぼくが自ら書き下ろしています!
まずはざっくり公演概要いってみましょう!

劇団仲間 企画公演
『お父さん、牛になる』
原作・脚本:晴居彗星(原作『お父さん、牛になる』福音館書店刊)
演出:木内希
出演:鈴木海斗、浦山さつき、浜谷真理子、鎌田睦大、小野瑞穂、二瓶美江

〈日時〉
5/28(木)19時
29(金)14時/19時
30(土)14時/19時
31(日)14時
※開場は開演の15分前です。

〈料金〉
一般:2000円
小学生以下:1500円

〈会場〉
劇団仲間地下アトリエ(東京都中野区中央2-54-10)
Googleマップではこちら

〈詳細・予約〉
演劇ポータルサイト「コリッチ」などでお願いします。

ええと、あれよあれよというまに公演まであと1週間となり、土日あたりはぼちぼち席が埋まってきておるようです。まあ、多少は当日券は出るでしょうし、立ち見も可能だと思います。だいたい1時間15分ぐらいの上演時間だと思われますので、どうぞふるってご鑑賞ください。

さてさて、せっかく長文を垂れ流せるブログですから、Twitterにかまけて直前のエントリになったお詫び(?)として、上演の経緯をかんたんにお話しましょう。
演出の木内さんとは、たしかちょうど1年くらい前に本の感想をTwitter上でいただいたのが交流の始まり。たしかその際にも「戯曲版を出す予定はないのですか?」というお問い合わせをもらって、「ああ、今のところないんですよねえ、舞台になったらおもしろそうですけど(ヘラヘラ)」といった具合でした。
それから夏の終わりぐらいに正式に舞台化の打診がありました。このときにはまだ、原作者として二次使用の許可を出してくれませんかという話で、ぼくとしては全然ウェルカムだったので、出版社を通してもらって許可を出しました。
予想外だったのはその後、舞台版の台本執筆の依頼もぼくに来たことです。「マジでか!」と、ちょっとびっくりして即決はしなかったのですが、何点かのやりとりのあと、引き受けることにしました。

即決しなかった理由はかんたんで、要するに原作使用許可を出すだけなら、舞台版の出来栄えに関してぼくは無関係。ものすごく口をはさむ原作者もいるだろうけど、「舞台版は舞台版」と思っていたので、のほほんと公演日を待ち、のほほんと観に行けばいい。ところが脚本を担当するとなると、演出や俳優の演技はともかく、少なくとも脚本の出来に関しては責任が発生する。いちど小説として完成させた自分の作品を脚本化するというのはなかなか胆力の要ることで、他人がつまんない脚本にしちゃうのはしょうがないけど、自分でそれをやっちゃうのはシャレにならない。早い話、かなり気合いを入れて作業せざるを得ないなあ、と。

と同時に、執筆依頼が来た瞬間から相当興味を持っていたことも事実です。なんどかこのブログにも書いた気がしますが、ぼくはもともと演劇出身であり、自作朗読に行ったのも、それをきっかけに本を出せたのも、もとを正せばそこから来ている。すなわち、自分の原作小説を自分で舞台脚本にして上演するというのは、出自からしてこれほど理想的なことはないわけです。いつかそういうことがあるかもと夢想したこともあったけれど、こんなに早くチャンスが来るとは……。まあ、そんなわけで、気がつけば新規文書ファイルを立ち上げ、『舞台版・お父さん、牛になる』のタイトルを書き始めておった次第です。

さてその後、打ち合わせを経て本格的な台本執筆に突入。先方の制作上の都合や意図、こちらからの要望を突き合わせながら書いては書き直し。幸いにして、ぼくと先方の方針がベクトル的にかなり重なっていたので(原作をよく読み込んでもらえた証拠ですね)、そのあたりのストレスはほとんどない形で自由に書かせてもらいました。とはいえ、演劇出身者だからこそなおさら思うのですが、小説と舞台は別物。だからそこはすっぱり割り切って、舞台ならではの表現へ積極的にリライト。さまざまな取捨選択、逆に原作にない場面やセリフも書き足したりして、むずかしいながらもなかなか充実した作業でした。上演時間の都合で削った箇所もありますが、いくつかの場面に関しては、むしろ原作よりもブラッシュアップされたんじゃないかと思えるところもありますよ。

そんなこんなで現在、ぼくの台本で稽古は順調に進行しているようです。なんどか見学させてもらいましたが、ぼくはあくまでの脚本担当、演出には口を挟まない方針で、むしろ台本をどう料理してくれるのかを楽しみにしています。気になるのは、果たして「牛」がどう表現されるのか、ですね! わくわくします。
posted by 晴居彗星 at 00:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 宣伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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